■ 乳房再建 ■


2001年7月 当院開院以来
    乳房再建手術・乳頭乳輪再建手術は 3556例です
 (2018/02/09 現在)


乳房再建について    院長 : 矢永 博子


私はこれまで20数年間にわたって、数多くの患者さんの乳房再建を行ってきました。経験豊富な実績に基づき出来る限り個々の患者さんの希望に沿うような美しい乳房を再建出来るように日々努力しています。

また、お勤めなど時間的余裕のない方のご相談もお受けします。

女性の医師ですので、なんでも気軽にご相談ください。


 腫瘍切除後の組織欠損、機能障害の修復と再建について

 女性にとっては乳がんで乳房を失うとわかった時点で精神的苦痛は察して余りあるものがあります。患者さんは「頭がまっ白になって、気が動転して何も考えられない」とおっしゃいます。患者さんにしてみれば乳がんの手術そのもの、そして生命予後について思い悩み不安を持ち、乳房の再建まで考える余裕のないことも事実です。また、患者さんの中には乳房を失うことを恐れて病院にいくことや、手術をためらっている間にがんが進行してしまう症例もあります。まず、乳がんに対する治療を恐れずに受けること、そして失った乳房の再建ができることをよくご理解いただきたいと思います。

患者さんは、乳がんの手術の前に乳房再建という選択肢もあることがわかっていれば手術を受けるのがこわくなかったとおっしゃいます。乳房再建は生命予後に関わる手術ではありませんから、患者さんが希望されるときにいつでもできます。ただ、再建ができるということを知っていると心強いものです。ここ10年の間に乳がんの手術方法も進歩してきました。それに従って乳房の再建法も多様になっています。

 乳房再建をすることで日常生活の質が向上します。患者さんはなにより乳房がないことが気にならなくなることがうれしいとおっしゃいます。女性にとっては単に乳房らしいものができるのであれば再建手術を受ける意味がありません。私の目標は健康な方の乳房により近い美しい乳房を再建することです。この目標に向かって日々努力しています。乳房再建、乳頭乳輪再建、また陥没乳頭など胸に関することはすべて気軽にご相談ください。



−担当医師より−

 乳房再建の希望がある、または考えてみたいと思われる患者さんはできれば 乳がん手術の前に乳腺外科の担当の先生にそのことを相談されるのがよいでしょう。 また、乳がんの手術が終わって、精神的なゆとりができて乳房再建のお話を聞いてみたい場合もぜひ相談してください。私ども形成外科医に直接相談されても良いです。私どもの方から外科の先生に連絡をとることもできます。

 患者さんが希望されればいつでもお話をすることは可能ですし、再建をするかしないかはよく話を聞いて決めてください。乳がんの治療と再建はまったく別のものですから、再建をしたあとも必ず、乳腺外科で乳がんの定期検診を受けられるよう勧めます。

乳房再建を希望される患者さんの多くは

   ・家族や友人と温泉旅行にいきたい

   ・きがねなく温泉に入りたい

   ・スポーツをしたり

   ・胸の開いた洋服を着たい

   ・補装具(パットなど)が不便である

と考えて決心される方がほとんどです。


ひとりで思い悩まないでぜひ私ども形成外科医にご相談ください。