厚労省再生医療細胞加工施設
再生医療等提供認定施設(脂肪・表皮・軟骨・線維芽細胞・PRP)

医療協会適正認定施設
美容外科・形成外科・再建外科・麻酔科

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ニキビの治療

にきびの治療(ケミカルピーリング)

ニキビの治療では洗顔、抗生物質やビタミン剤の内服、外用剤の塗布、生活習慣の見直しなどがまず行われます。薬の内服や外用薬を使用しても、一時的に炎症をおこした赤にきびが少なくなってもしばらくするとまたできるなど限界を感じている方も多いはずです。確かにこれらの保険診療での治療には限界があります。それは“にきびの種”となる白にきび(面靤といわれるブツブツ)の治療ができていないからです。

にきびの本当の原因がわかったら跡を残さず治す方法があります。
それでは実際の治療方法について簡単に説明しましょう。

ニキビの原因

ニキビは皮膚の皮脂腺が発達している方にできます。皮脂腺から脂がたくさん分泌され、皮脂腺の出口である毛穴が開きます。毛穴に皮脂と垢がつき、さらに皮膚の常在菌であるアクネ菌(にきび菌)が混ざって炎症を起こして、赤みや膿をもつ、痛みがあるなどの症状が生じます。ニキビの増悪には皮脂が増加させるホルモンが関係します。ですから女性では生理前などにひどくなります。男性は思春期にひどくなります。

  1. 皮脂が増加する。
  2. 角質が厚くなって毛穴がつまる。
  3. アクネ菌が悪化させる。
  4. 活性酸素が生じて炎症を引き起こす。

以上の4つがニキビの原因となります。

にきびの治療は世界的にケミカルピーリングが一般的で、第一選択になります。

ケミカルピーリングは化学的に酸(フルーツ酸、乳酸など)を使って、角質をうすくはがして毛穴の入り口をきれいにします。毛穴のつまりを解消し、炎症の原因となるアクネ菌を殺菌することで皮膚を清潔にクリアに治癒させます。白にきび(皮脂がつまってできる)ができにくくなるので新たな赤ニキビもできにくくなっていきます。すなわち角質ケアを行うことで、古い角質が除去されて皮脂のつまりを改善し、新しく角質層が再生されます。赤みや膿をもつ活動性のニキビにはケミカルピーリング(フルーツ酸)や乳酸がとてもよく効きます。

これはケミカルピーリングをおこなうことで皮脂腺の出口の角質がとれ、皮脂がでていきやすくなるとともに、お肌がきれいになるからです。当院ではこれにニキビに効果のあるレーザーを組み合わせて高い治療効果をあげています。ニキビの実際の治療法としては、まず、グリコール酸(フルーツ酸)の入った石鹸を使って行う泡洗顔を毎日おこないます。

これにより皮膚表面の脂を減らすことができます。また、ビタミンC誘導体、ピーリング成分、抗生物質のローションやレチノイン酸や医療用オバジー治療などを組み合わせて使う治療が有効です。また、スキンケアでニキビのできにくい肌にするには当院オリジナルの再生医療から生まれたHiRoko Science シリーズをお勧めします。

また、皮脂をおさえるサプリメントとしてビタミンB群を飲まれるとよいでしょう。ニキビができるのを早く解決したい方はフォトフェイシャルも大変よくききます。ニキビができにくくなるのが実感できます。脂腺からの皮脂の分泌が押さえられるようです。

ニキビの赤みにもフォトフェイシャル(赤ら顔、毛細血管に有効)を照射することで白くきれいになります。ニキビの治療は少し我慢(多少時間がかかる)が必要です。しかし、かならず個人個人に適した治療が見つかります。ニキビの治療で一番大切なことは、あれこれ治療を試さないで1つのことを一定期間続けることです。継続すれば必ず結果が伴います。

ニキビ跡

ニキビは思春期に盛んにできますが、これはホルモンが関係しているからです。花盛りの時期にきちんと治療するとニキビ跡になりにくいので早めに治療を開始しましょう。またくぼみ(陥没)となって“にきび跡”が残ってしまったらどうしたらいいでしょうか?現在、世界的にはフラクショナルレーザーが汎用されています。フラクショナルレーザーの中でもBridge therapy(ブリッジセラピー)はニキビ跡に有効とされています。

ブリッジセラピーは数あるフラクショナルレーザーの中でも最も深く照射でき、点状に組織を熱で凝固させるだけでなく、組織に穴を開け、その部位を縮めてしまします。縮めた部位とその周りに新しくコラーゲンの再生がおこり、皮膚の再生入力(自己治癒力)を促進します。 深いニキビ跡で悩んでいる方にはフラクショナルCO2レーザー(ブリッジセラピー:日本で、最初に私が導入しました)の他に当院でしか受けられない自家培養表皮細胞シート移植術によるニキビ跡の治療もあります。
詳しくは、自家培養表皮細胞シートを見てください。

オイリー肌を治したい方

若いときにはオイリー肌といって、肌がべたべたとあぶらがにじんだようになり、お化粧がとれやすくなります。これはニキビのところでお話したように皮脂腺が多いことに関係しています。やはり適切な洗顔(泡洗顔)と自宅でのスキンケアーが大切です。油分の少ない化粧品を使ったり、ホームケアーのケミカルピーリングもお勧めします。

ニキビ肌の方は基本的にローションと美容液を使用し、乳液やクリームなどは使用しない方がいいです。また、短期間にオイリー肌を解決したい方はフォトフェイシャルも大変よくききます。脂腺からの皮脂の分泌が押さえられるようです。若いときにオイリー肌で困っている方はよいこともあります。年齢を重ねたときにしわができにくいのです。反対に乾燥肌の方は小じわができやすいので十分な保湿が必要です。

<費 用>

ピーリングのみ5,000円~+消費税
にきびピーリング+にきび用レーザー10,000円~+消費税
ピーリング+イオン導入+レーザー15,000円~+消費税

ニキビの方がフォトフェイシャル(にきびに適したもの)を受ける場合はある程度回数が必要なので顔全体を25,000円~+消費税 とお安くして、回数が重ねられるように配慮しています。

また、にきびの部分照射もあります。