厚労省再生医療細胞加工施設
再生医療等提供認定施設(脂肪・表皮・軟骨・線維芽細胞・PRP)

医療協会適正認定施設
美容外科・形成外科・再建外科・麻酔科

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しみ、くすみ、小じわ

しみ、くすみ、小じわの治療(肌のトラブル)

25歳からお肌の曲がり角といわれるように、加齢による変化と紫外線にあたることでお肌のトラブルが生じます。“しみ、くすみ、しわ、たるみ”は女性にとって4つの大敵であり、大きな悩みです。ここではしみ、くすみ、小じわに焦点をあてましょう(大きなしわとたるみは別のコーナーに記載していますのでそちらをごらんください)。しみ、くすみ、小じわがあると肌の明るさにむらを生じ、老けた印象を与えます。Anti-aging若返りの治療が基本になります。


まず、はじめにしみ、くすみ、小じわ予防についてお話します。

  1. お化粧はきちんと落として休みましょう。お化粧が残ると肌の呼吸ができません。また、汚れが毛穴につまり毛穴が広がります。
  2. 昔は年を取ると肌が乾燥するので、石鹸で洗わない方が良いと言われていましたが、これは間違いです。古い角質をきちんと落とさないと化粧水、美容液、クリームなどは肌に浸透しません。つまり角質ケアは基本になります。
  3. 肌は宇宙服のように身体をばい菌や紫外線などの外敵から守っています。ですから、傷つけてはいけないのです。ごしごし物理的にタオルでこすらないようにします。とくにナイロンタオルは肌を傷つけやすいので避けましょう。優しく泡で洗うようにします。
  4. しっかり、日焼け止めをすることが大切です。紫外線に暴露するとコラーゲン線維が断裂してしわになります。
  5. 乾燥肌はしわの原因になります。健康な肌には水分、ビタミン、ミネラルの摂取が重要です。栄養不足にならないようにしましょう。空気の乾燥が進む季節には水分と細胞間脂質のセラミドが不足しがちです。セラミドが不足すると角質のバリアーが低くなり、水分の保持ができなくなります。そこで角質のバリアーを高めるためにセラミドを補いましょう。

十分な保湿も大切です。小じわ対策にはヒアルロン酸とコラーゲンを含んだ美容液(当院オリジナル)やイオン化ビタミンCも効果があります。さらに矢永博子オリジナルのドクターコスメは肌の再生医療から生まれた特別な製品です。水分、ビタミン、ミネラルを豊富に含み、肌細胞を正常な状態へ導いて“しみ、くすみ、小じわ”を改善し、予防します。

シミ とくすみ

あなたのシミのタイプ(種類)やくすみをチェックして適切な治療を行います。

<症状別>

  1. 茶色っぽいシミ(日光、紫外線にあたることにより生じた色素斑)やソバカス
    表面がスムースで平らな茶色いシミは皮膚の表面かやや深いところにあります。この場合はシミのメラニン色素に効くレーザーやフォトフェイシャルが効果的です。顔に部分的にある比較的小さいものにはシミを取るのに適したレーザーがよいでしょう。

    レーザーは照射回数が少ないのですが、かさぶたができますので、広い範囲には照射できません。顔の広い範囲にあるシミには回数はかかりますが、フォトフェイシャルがよいでしょう。フォトフェイシャルはノーダウンタイム、つまり治療後もかさぶたなどができないのですぐ顔を洗ったり、お化粧をしたりすることができます。だからお顔全体にあてても安心です。部分的なしみにはハイドロキノンとレチノイン酸を用いた“しみとりクリーム”が効果的です。
  2. 茶色でもりあがった、ざらざらしたシミ(老人性のいぼ)
    年とともに厚みを増して、手で触ってわかるほどざらざらして膨らんだシミは表皮の角質部分が盛り上がってできる、脂漏性角化症や老人性疣贅(いぼ)と言われるものです。これらはウルトラパルス炭酸ガスレーザーやQスイッチレーザーで比較的簡単にとれます。削りとったあと数日間はかさぶたができますが、すぐにとれてつるつるになります。
  3. シミがほほやこめかみに左右対称性にある場合
    両ほほに左右対称性にできる肝斑というシミは面積も大きく顔全体の印象を暗くしがちです。肝斑は紫外線、お化粧やホルモンのバランスで生じると言われます。その他のシミより難治性です。レーザー治療は色が濃くなるので効果がありません。しかし、あきらめないでください。肝斑にはシミを押さえる内服薬(ビタミンCトラネキサム酸)、ハイドロキノンやビタミンC誘導体などの美白成分の塗り薬、イオン導入などが効果的です。

    さらにフォトフェイシャルを組み合わせる混合治療も有効です。フォトフェイシャルをはじめますと、肝斑以外の部分が白くなるので一時的に色が濃くなると感じますが、あわてないで気長に治療すると肝斑部も白くなっていきます。その人その人の症状に合わせた治療を行うことが重要です。肝斑は比較的長い治療となりますので治療費の負担がかからないように組み合わせを工夫しています。
  4. 青黒いシミがまぶたの上下に目立つ場合
    目のまわりやほほ部のやや青みを帯びたシミは皮膚の表面ではなく深い部分(真皮)にメラニンが沈着しておこることが多く、太田母斑、太田母斑様色素斑(目のくまタイプ)、太田母斑様色素斑(ソバカスタイプ)といわれるものです。Qスイッチレーザーが有効です。あとが残らずなおるので安心です。また、肌を引き締める効果もあります。
  5. レーザー治療のあとのケアについて
    実は、治療後のケアがとても大切なのです。レーザーで削り取った後はかさぶたができますが、かさぶたを無理にはがさないよう気をつけていますと1~2週間ほどでかさぶたがとれます。とれたあと、ピンク色の肌になります。その後はこまめに日焼け止めをぬりましょう。

    レーザー治療後1ヶ月すると続発性色素沈着といって一時的に茶色くなることがありますが、これに対してはハイドロキノンなどの色素沈着をおさえる薬をぬれば色がとれますので安心してください。その後は紫外線予防をこまめにしてください。効果のある医療用日焼け止めクリームをまめに塗ってください。なんといっても日焼けによってシミができるのですから、日焼け予防がシミの予防になります。
  6. しみが顔全体にある、お肌のくすみが気になる場合
    オバジ式スキンケアシステムが効果的です。私もこの治療をしましたので、なんでも相談してください。朝、夜使う基礎化粧品の中に、角質をはがしてターンオーバーを促すピーリング成分や美白のハイドロキノンがシステム化されています。

    それにレチノイン酸を加えることにより皮膚代謝アップの相乗効果で、皮膚を土台から美しく再生させます。自宅で毎日のスキンケアーを行いながら治療ができるので大変便利です。個人個人の皮膚の状態を診察して皮膚のタイプ(デリケートな肌、乾燥肌、刺青肌、にきび肌)に合わせて矢永博子が処方します。また、定期的に診察して患者さん個々に最もあった処方を致します。

<治療法別>

  1. フォトフェイシャル(フォトフェイシャルのコーナーをごらんください)
  2. しみとりクリーム(ハイドロキノン+レチノイン酸)
  3. オバジ式スキンケアーシステム(オバジのコーナーをごらんください)
  4. ケミカルピーリング+ビタミンCイオン導入
  5. ダーマローラー+CHP
  6. 矢永博子オリジナルドクターコスメ(オリジナルドクターコスメコーナーごらんください)

 ケミカルピーリング+ビタミンC+Eイオン導入

皮膚の若返りを目的に行っています。いまや肌のメンテナンスとして基本の施術であり、その長い歴史と実績から安全性の確立された治療方法です。当院では患者様の目的と肌の状態に応じて適切なピーリングを熟練したスタッフが施術いたします。

ピーリング剤の種類や濃度・pHなどの調節によって様々な状態に対応しています。ビタミンC+Eイオン導入との併用でさらに高い美顔効果が得られます。施術後はすぐにお化粧ができるのも魅力です。あれこれレーザーや新しい施術にとびつかずに、安全なピーリングを浮気せずにずっと続けて美しくなっている方はたくさんいらっしゃいます。

<費 用>

ピーリングのみ5,000円+消費税
乳酸ピーリング+ビタミンC、ビタミンEイオン導入15,000円+消費税
乳酸ピーリング+プラセンタ導入17,000円+消費税

 ダーマローラー+CHP

まず、ダーマローラーで皮膚に細かい穴を開けて、ビタミンC、ビタミンE、プラセンタ、ヒアルロン酸、コラーゲンを導入するスペシャルなスキンケアです。

<費 用>

ダーマローラー+CHP20,000円+消費税