症例写真
培養表皮症例
口唇裂きずあとの治療
口唇裂術後の上口唇のきずあとの治療
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口唇裂きずあと術前唇裂の手術後の傷跡が目立つ
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口唇裂きずあと術後培養表皮移植後1年、傷跡はほとんど目立たない
- 説明
- 口唇裂の手術は小児期に行うため、成長に従い術後の傷跡が広がり、段差ができてくるなど変形が目立ちます。傷あと、段差部を切除して形を組み立てなおして、その上にご自身の培養表皮シートを移植します。これにより傷あとが目立たなくり、形が改善します。この治療の利点はこれまで治療できないといわれた傷あとが目立たなくなくなることです。欠点はご自身の切手代の大きさの皮膚を採取して培養表皮シートを作成するのに培養期間がかかることと、費用が高額になることです。
- 副作用(リスク)
- 術後感染、皮下出血、血腫、移植された培養表皮の剥離(物理的な刺激・こする・掻く等)、発赤、肥厚性瘢痕、ケロイド(ケロイド体質の方は必ず事前に申し出てください)、創傷治癒遅延(出血・感染・化粧などの科学的刺激・物理的な刺激・皮膚炎により上皮が脱落しびらん・潰瘍化・傷の治りが遅れる)、色素沈着、色素脱失、その他のリスク(薬に対するアレルギーや麻酔に伴うリスク)
- 費用
- 約1,100,000円(皮膚採取手術費用・培養費用・移植手術費用・全身麻酔代を含む)