症例写真
培養表皮症例
白斑(培養表皮)
口唇まわりに白斑があります。従来の治療法である光線療法や外用療法で治癒しなかった症例です。顔面の白斑の治療はとても難しいです。また、より美しく、周りの皮膚の色との境目がなくなるように治療を行っています。
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術前
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移植後8ヶ月白斑はほとんど目立たなくました
- 説明
- これまでになかったまったく新しい白斑の治療です。私は約25年以上前からこの治療に取り組んできました。白斑部の皮膚を削り、メラノサイト(皮膚の色を作る色素細胞)を多く含んだご自身の培養表皮シートを移植する治療です。この治療の利点は従来の皮膚移植(色が黒くパッチワーク状)と異なり移植部と健常部の色の違いがわからなくなることです。欠点はご自身の切手代の大きさの皮膚を採取して培養表皮シートを作成するのに培養期間がかかることと、費用が高額になることです。
- 副作用(リスク)
- 術後感染、皮下出血、移植された培養表皮の剥離(物理的な刺激・こする・掻く等)、発赤、肥厚性瘢痕、ケロイド(ケロイド体質の方は必ず事前に申し出てください)、創傷治癒遅延(出血・感染・化粧などの科学的刺激・物理的な刺激・皮膚炎により上皮が脱落しびらん・潰瘍化・傷の治りが遅れる)、色素沈着、色素脱失、その他のリスク(薬に対するアレルギーや麻酔に伴うリスク)
- 費用
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約1,100,000円(皮膚採取手術費用・培養費用・移植手術費用・全身麻酔代を含む)
白斑が広い範囲の場合は培養表皮シートの数が増えますので、培養料金が追加になります。